どりのホペイな飼育日記

どりというホペイ好きがつらつらと飼育に関する閑話を書くブログです。

ホペイの見所(顎形状編)

ホペイの見所、という壮大なテーマを掲げてしまいました(笑)。

ホペイを語る場合、主に顎の太さが着目されますね。私も例外なく「太い」が理想です(笑)。そんな顎ですが、ホペイにはバリエーションが豊かな部位だったりします。今回はそんな顎について書いてみたいと思います。

① 顎の形状

ホペイの見所の大切な一つ、といっても良いのではないでしょうか?ホペイは顎の形状に多くのバリエーションが存在します。

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↑ 台形顎

顎の形状が台形のように見える形状です。付け根が外に張り出す事もあり、迫力のある形状です。

最も人気のある顎のシルエットではないでしょうか?

 

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↑丸顎

顎の形状が丸みを帯びたように見える形状です。見た目が柔らかく、優しい印象を私は受けています。私の経験上では太さが出しにくい形状です。

 

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↑ストレート

真っ直ぐ上に顎が伸びるような形状です。顎が長めになる個体はこの形状が多いかな?短いと四角く見えるので、独特な感じです。

 

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↑ 栗形状(丹波栗)

台形シルエットの角が柔らかく、栗のようなシルエットに見える形状です。台形の角が取れて顎先端が少し上を向くのが特徴です。顎先が入るホペイがより好まれますが、私はこの栗形状が最も好きです。

 

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↑ 四角顎。顎先端が直角に曲がり、正方形に近いシルエットを持った顎形状です。コレもまた独特で、目が止まってしまうカッコよさがあると感じるのは私だけでしょうか?

 

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↑ ロケット

写真の個体はそうでもないですが、顎先が内側に入らず顎が真っ直ぐに見える形状を私はこう呼んでます。私の私見ですが、あまりカッコよくないかなぁ、と思います(笑)。ホペイは顎先が内側に入った方がカッコいいと思うのは、私だけではない筈(笑

 

② 内歯

内歯は見て楽しめる要素が多いです。先ずは太さ。内歯が太い方が当然、迫力を感じます。ただ太い個体はキレ(抽象的ですが)を感じにくくなるので、好みの分かれるところです。

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次に立ち方。立っている方がメリハリを感じやすく、寝ている方が顎先端との重なりが良く、昔ながらの「ホペイは重なりが重要」と評価されるポイントです。ただ、この点も好みで左右して良いと思います。

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あとは内歯のライン(写真の線A)。顎の太い個体程、不明瞭になりがちですが、このラインがより明瞭な方が顎全体にメリハリが効いて良いと思います。またこのラインが内側に寄る個体は、外側の肉厚がしっかり付いていて迫力を感じるポイントになります。そして大顎内側の肉盛り(B)もしっかりついてることで顎に立体感が出ます。

 

私のカテゴライズではありますが、顎のシルエットだけでもコレだけバリエーションがあり、個体差を楽しめるのがホペイです。皆さんの好みの顎形状を追求してみてると楽しいですし、ホペイの醍醐味ではないでしょうか?

 

ホペイの見所(バランス編)

ホペイの愛好家の会話の中でよく耳にする「バランス」。バランスが良いってどんな感じ?なんて考えた事はないでしょうか?今回は独断ですが、バランスについて書いてみたいと思います。

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写真は過去に飼育していたDSP氏の累代によるSeven OaksさんのM-127です。この個体を題材に私の感じているバランスを説明します。

① サイズ

サイズに対する私の意見は「大きい程良い」(笑)です。手に乗せた時の重厚感や迫力は、大きい方が強く感じる筈。大きくなる程に全体のバランスを取るのは確かに難しくなるのですが、個人的には75mmくらいあると迫力が増してくるように感じます。

② 顎の長さ

確実に好みになりますが、私の好みは短い方がホペイらしくカッコいいと思います。ブリード毎の好みが出る箇所だと感じます。

③ 頭部

頭部が全体的なバランスに寄与する要素は「幅」と「高さ」。幅に関しては広い方が好まれます。頭幅が広く、後述の前胸と同じ幅に見える個体は迫力と重厚感を感じさせてくれる要素です。頭高は好みの分かれるところですが、私は幅に対して極端に見えなければ、頭高が高めの個体も低めの個体もそれぞれに良さがあって、甲乙つけ難いと感じます。高さは各位の好みで評価されて良いのではないでしょうか?

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④ 前胸

前胸は頭幅を小さく見せない、つまりは頭幅との差が少ない傾向が私の好みです。ホペイに関しては頭幅の大きく見える要素を阻害しない幅が良いと感じます。また、側縁の形状(凹凸)に関しても好みの出るところです。側縁上部が張り出す程に頭幅より前胸が目立つようになるので、その辺は好みの分かれるところなのかな?私的には凹凸少なく地味な前胸が好みです。

⑤ 尻部

尻部は「長さ」と「幅」で判断します。「長さ」は短い方が全体の見栄えが良く見えます。お尻が長いと体全体に幅があっても個体が間伸びして見えますね。

次に幅。前胸に近い幅の尻上部から先端に向けて締まっていくパターンと、前胸と尻上部に幅の差があり、段差がついたような小ささの尻部(写真がそんな感じです)のパターンに別れます。これはもう完全に好みなのですが、尻部の幅が狭い方が頭部や胸部がより強調されて見えるので、私は好きですね。

⑤ 全体のシルエット

最後にパッと見た時の印象です。私は良く言われる「逆三角形」に見える個体を理想としています。その中で①〜④を網羅していると素晴らしい個体、となるわけですね。

 

以上、バランスの大まかに独断による見どころでした。ホペイは感性で楽しむ虫だと思うので、ご自身の好みに対して自信を持って「好き❗️」というのが大切だと思います。また、沢山の個体を見ることで好みが洗礼されていきますので、多くのホペイを比較して見ては如何でしょうか?

幼虫の餌について思うこと

クワガタ飼育、強いてはホペイの飼育に始まり、今ではネプチューンを始めとする外産カブトの飼育にハマってる私ですが、菌糸とマットという異なる幼虫の餌を使っていて色々と大切なことが見えてくるというか、分かってくるというか、拙い経験から感じることを今回は書いてみたいと思います。

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① 大切なのはオガ

菌糸もマットもひと通り試してみて思うのは、大切なのはやはり「オガ」。元来、自然下ではクワガタもカブトムシも不朽した広葉樹を主食としています。で、その広葉樹を食べられるようにしてくれるのがキノコの菌であったり土中のバクテリア(細菌)であったりなわけで、自分以外の生物が食べられるようにしてくれないと幼虫は摂食できないわけですね。飼育下の場合は菌糸やマットがそれに当たるわけですが、最近特に思うのが「オガ」の質。オガの鮮度や加工(殺菌のための加熱)の度合いによって、幼虫の成長が変わるように感じます。オガに拘ってるメーカー様の菌糸やマットはよく育つ、経験則ですが私の持論です。

② しっかりと食べられるようにする「時間」

菌糸やマットを食べられる最適な状態にする、コレもとても大切な事だったりします。菌糸ならば白くなってからオガの不朽が安定するまでの期間、マットは細菌が活性化する期間を設けてあげる事で、幼虫達が食べやすい餌になっていく。特にマットは目視できないので時間で想定するのですが、開封して即使用ほどいい結果になりません。準備の「時間」って、とても大切なんですね。

③  虫の種毎、幼虫期間毎の適正温度

虫の種類毎に適正温度ってあるんですが、幼虫の期間というか、ステージ毎にも適正温度ってあったりします。ざっくり言うと、孵化〜成長初期は適正温度内でちょい高め、安定〜蛹化までは適正温度内で低めの温度が、より大きかったり太かったりの個体が出るように感じます。ホペイを例に挙げると、初二令〜三令初期は26〜28℃位で私は管理していますが、何となく初二令期で高め管理した方が、太く顎の短い個体が出るように感じます。

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ネプチューンも孵化から8ヶ月でこんな幼虫が出せるようになってきました。虫の飼育はやればやるほどに学びや発見があり、奥深いものです。さらに上手になりたいな、大きくかっこいい個体を作出できるようになりたいな、と思う次第です。

私の戯言が参考になれば幸いです。

累代とブリード

またまた久しぶりの更新になってしまいました。

私の近況はボチボチ良い個体が蛹化し始め、蛹を眺めながら2025年度の終わりを感じています。

で、今回は真面目(?)に取り組んできたホペイ飼育で感じた難しさ「累代」について書いてみたいと思います。

最近常々思うのですが、ホペイをはじめヘラヘラやサタン等、新規にWild個体の入荷がない種の個体を見ていると、血の濃さについて考えさせられます。発端はパクトアリーバのネプチューンの産卵に難儀したことに始まり、インラインとアウトラインという観点から改めて色々な種を見てみると、健全かつ昇華したかっこいい個体を継続して作出していくには「血のこと」をちゃんと考えなければならないんだな、と思う次第。f:id:poonbustergmailcom:20260405110622j:image※ 写真は今年の種親AJ5です。

で、優良形状のラインを残すのがホペイは難しくなってきているな、と感じます。私の場合は特にセブンオークスのラインに特化してホペイを楽しんでいるので、大きくものを見ればF17〜18まで来ている訳で必然なんですよね。で、昨年から意識してい種♂と種♀のマッチングは「出来るだけ離れているラインをマッチングする」です。2025年度はその方法で比較的優良な個体が出ましたので、ひとまず私の中では成功したかな、と。

f:id:poonbustergmailcom:20260405111156j:image※ 間も無く羽化するA69×A10

できる限りマッチングの背景を掌握するほど、先々の累代飼育が楽になると考えているので、今後もそうしていこうかな、と。

ただ、インラインも直ぐにダメになる訳ではないので、可能性を見出しながら上手くやれると現状のベアが出来るのではないでしょうか?

セブンオークスラインでも顎基部7.5mm、頭幅30mmが狙える時代になってきたな、と感じます。みなさんで素晴らしいホペイを作出すべく、楽しんでまいりましょう。

今年のテーマ

今年も採卵シーズンが終わり、幼虫育成期間に入りました。我が家では既に1本目→2本目への交換も始まっており、季節が進むのがホント早いなぁ、と感じます。

で、今回のお題は「今年のテーマ」。毎年、私なりのテーマを持ってブリードに臨んでいるわけですが、今年はというと

・インラインによるマイナス要因の回避

・ラインが持つ特徴の昇華

の二つです。

今年もまたセブンオークスラインのみのブリードになっている我が家では、血の濃さによるマイナス要因は大きな問題になったりします。その辺を今年は回避したいなと思い、掛け合わせを考えた次第です。

で、いくつかの幼虫をお見せしますね。

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今年は1本目終わりがかなり良く、25〜28gが多いです。菌糸はいつものCS(銚子オオクワガタ倶楽部さん)。あまり言いたくはないですが、私の中でのベストオブオオヒラタケ菌床です。

さて、来年の春が楽しみになってきました。

今年の産卵セット

また久しくブログを書いてなかったですが、今年は順調にブリードが進んでいます。

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今年の産卵セットも昨年と変わりなくこんな感じ。

・材 : オオクワキング爆卵棒

・マット : モンスター クワガタ産卵マット

・ゼリー : DDAパウダーインゼリー

です。温度は27〜30℃で、湿度は50〜55%って感じです。ブリードシーズン開幕時は25℃位だったのですが、♀のスイッチが入り出したのは27℃を超えてから。我が家では室温が高めでないと産んでくれないんです、毎年。

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とりあえず今年は昨年より順調です。今年はインラインを敢えて回避し、セブンオークスのアウトでブリードしてます。

来年はどんな個体が出てくるか楽しみです。

 

ネプチューンオオカブト始めました

と言っても、幼虫飼育はしたことがあるのですが、親虫を購入してのブリードは初めて。ということで「始めました」という表現にしました。

 

まずなんでネプチューンオオカブトなの?ってところから。正直、カブトムシは子供の頃からそれほど興味を持たず、復帰後もネプチューンヘラクレスモリシマイを幼虫飼育で成虫にした程度。しかしながら埼玉のSMISさん累代のパクトアリーバ産ネプを見て、一目惚れしちゃった次第です。

f:id:poonbustergmailcom:20241023123059j:imageこれね。とにかく頭角が太い。恐らく産地というより個体の特徴なんでしょうね。

で、購入した親虫がこちら。f:id:poonbustergmailcom:20241023123144j:imageいきなりチョメチョメ画像でごめんなさい。110mm強と大きくない個体ですが、それでも特徴の太い頭角は引き継いでるのでは?と感じてます。

しかしネプチューン、ホントクセのある虫。ヘラヘラの飼育法が通用するようで、意外と通用しない。飼育温度、割り出し方法、マットの交換サイクル等々、気を遣わなければならない点が多々あるですよ。

 

現在、卵が腐りまくって幼虫ゼロですが、頑張って幼虫を確保できたらな、と思ってます。

 

あ、ホペイも勿論続けてますのであしからず。