復帰して2年目の2022年度。凄腕ブリーダーさんたちの間で年に1〜数頭作出される、顎8mmオーバーのホペイ。そんな顎のホペイなど私にはまだまだ夢のまた夢と思ってました。私はどちらかというと顎幅より頭幅と顎形状を重視するので、顎幅を狙っていない分、恐らく私が8mmオーバーを出すことは無いとさえ思ってた位です。
ホペイに限らず、特出した特徴を持つ個体は才能を持つ系統でなければ出ない、というのが私の考え方で、そういった系統はSS-E位しかブリードしていなかった、というのも出すことはないと思っていた理由です。
で、本題。間違いが起きました(笑)。
先ずは蛹化直後。もう顎が異常(苦笑)。顎が出てきた瞬間、腰抜かしそうになりました。
その後に色付いたのがこの写真。この広がってしまった顎は、恐らくあるべき場所から重さで落ちてしまったんでしょうね。その位強烈な顎でした。
で、羽化した個体がこちら。留守中に羽化した為に補助出来ず、不全となってしまいました。その後、1週間程度頑張ってくれましたが、残念ながら⭐︎に…。
しかしながらこの子のお陰で8mmとはどんな個体?を知ることができたので、感謝しかないです。
2022年度はこの個体を筆頭に、5頭の7mmオーバーにで会うことができました。この経験をまた、次のブリードに活かしていきたいな、と思う次第です。