もう9月ですね。早いもので今年も半分どころか、あと3ヶ月になってしまいました。
まず初めに前回ご紹介したL-327の経過です。蛹化は一苦労しましたが、羽化スムーズにいきました。
こんな感じです。私の知っているLとは比較にならないくらい素晴らしい個体でしたが、皆さんの目にはどのように写っていますでしょうか?当然、来年の種親に使います。4メスいますので、とりあえず安心です。
で、今年のブリードですが、比較的苦労しています。採れている系統と採れていない系統の差が激しい、が適切な表現かな。
先ずはこの♀。私の過去1で強烈なEGⅡ です。こちらは手練れ大先輩ブリーダーの龍神さん(http://jimejime.blog55.fc2.com)のご厚意で炎駒J2PXと掛けていただきました。この♀は優秀で、30頭近くの子供を残してくれたのですが、♀が大きい為か卵も大きく、孵化した幼虫の頭も大きいという、期待できる状況です。
既に幼虫のボトル交換が済んでいる個体もいて、1本目食べ終わり(69日)で34gという、期待してしまう幼虫も出ています。
続いてはA-160。一昨年初めに御本家セブンオークス様より入手した♂です。残念ながら♀は昨年⭐️になってしまった為、早期のメス(49/15.1)と戻し交配を行いました。こちらも順調に採れています。
この他にも別ラインのA-160もインラインで順調に採ることができています。
この他は今年は援護射撃に助けてもらっている一年ともなっています。特にブリード前半に苦労し、期待の系統が殆ど採卵できず、仲間に助けていただいたという不甲斐ないシーズンでした。
セブンオークス系を補強し、なんとか採ることができた他、fishさん(http://hopei117.blog.fc2.com)からの救援で、なんとか数を確保したシーズンとなりました。ブリードは思い通りにいかないものですが、それ故に試行錯誤を繰り返し楽しめると感じます。
今年はイン、アウトともに楽しめる内容が盛りだくさんなので、しっかりと来年に向けて幼虫達を育てていけるよう、精進します。